ワカサギ釣りと防寒対策

ワカサギ釣りとは、冬期(10月から3月程度)がシーズンですが、中でも寒冷地での釣りは、凍りついた湖面にアイスドリルという専用の道具、またはつるはし等で直径15-20cmほどの穴をあけ、その穴からワカサギを釣り上げるもので、「穴釣り」と呼ばれ日本の冬の風物詩のひとつともされています。
ワカサギの成魚の全長は15cmほどで、体は細長く、各ひれは小さく、背びれの後ろには小さなあぶらびれがあります。
また、背びれは腹びれより少しだけ後ろについていることで近縁種のチカと区別できます。
本来の分布域は、太平洋側は千葉県以北、日本海側では島根県以北の北日本で、そのほかにはカリフォルニア州にも分布すます。
ただし水温や塩分には広い適応力があり、食用魚としての需要も高いことから、日本各地の湖やダムなどでも放流された個体が定着しています。
いまや南西諸島と伊豆・小笠原諸島を除く日本各地に分布域を広げています。

ワカサギ釣りを氷上で行う場合、アイスドリルで氷に穴をあけますが、これがけっこう重労働で、寒いのに汗をかくこともあります。
穴あけが面倒な方は、釣りに行く時間によっては、すでに先客が穴を開けて釣った跡がありますので、この穴を利用するのも手(?)ですね。
それから忘れえてはいけないのが氷上の場合、防寒対策をきちんとしておきましょう。
慣れた方はテントはり、簡易ストーブやコンロを持ち込んで、その中でワカサギ釣りをします。
中には、簡易トイレまで用意する方もいらっしゃるようです。
特にテントを持たない場合などは、防寒着を着用し、カイロも必需品などの防寒対策は必要です。
他にも、足下が冷えるので、キャンプマットや発砲スチロールを置くのもよいです。
おしりに座布団等を敷いてもよいです。

湖の氷上以外にも、ボートからでも釣りをすることが可能です。
長野県の野尻湖や諏訪湖などでは、ストーブを備えた「ドーム船」とよばれる船に乗りこみ、船内から釣る漁も行われています。
また陸からでも長めの竿で釣りをすることができます。
ちなみに、ワカサギは江戸時代に徳川家に献上していたので、漢字では「公魚」となったそうです。
ワカサギ釣りは、氷に穴を開けて、アタリが出るまでずっと待ちます。
仕掛けの針は小さいので、市販のワカサギ用の仕掛けを購入するとよいと思います。
初心者は針数が5本や7本がお勧めです。
ワカサギ釣りでは餌がなくても釣れる場合があるそうですが、基本的には餌をつけます。
ワカサギは成魚でも15センチほどの小さな魚なので、子供や女性でも挑戦しやすい釣りです。
釣りはたくさん釣れるときもあれば、なかなか釣れない時もあります。
なかなかアタリが出なかったら、別の場所に変えてトライしてみましょう。
 

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